<<< 今月の焦点 >>>
● 「関係性」と「文化力」育む家族支援を強化しよう 畠中宗一---5
「平等」「多様化」という認識は、家族を一面的にしか捉えていない、「つながり」(家族の情緒関係)への配慮が欠落した視点だと思います。…「あいだ」(個としての自立を促す)と「つながり」の共存としての家族という視点を持つことがなければ、現在の問題に対して有効な戦略を出し得ないと思います。
● 「魂のミッション」に目覚めさせるのが教師の使命 諸富祥彦---11
この世に生まれてきた限りにおいて、どんな人間にも固有の使命(ミッション)が与えられている。これが私の人生哲学の第一です。…教員の職務の中で最も大きな仕事が、一人ひとりの子どもが人生の使命に目覚めるきっかけを与えていくことだと思うのです。
● なぜ北欧諸国の学力が低下したのか---15
(北欧諸国で子供の貧困率が低いのは)学費が無料で手厚い保障があるからだが、それは教育レベルを維持することに直接つながっていない面もある。政府が手厚いケアを行っても、単身親家庭の増加で親からの(学習)サポートを十分に受けられていない現状がある。
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