体罰問題で想う

 桑田真澄氏の体罰反対熱弁。非常に説得力のある話を聞くことが出来ました。

 本物のスポーツマンであり、人格者だと改めて敬服しました。

 このような意見が当たり前に言える世の中になって欲しいと思います。

 

 現場での指導者に対する要求が高次元的になる分、指導法の研究や研修、そして豊富な経験が求められることになるでしょう。

 対応が追いついていけるか否か、心配もありますが、爆発的に普及しているソーシャルメディアを駆使しするなどし、良い情報を共有して、現場の刷新が図られることを願ってやみません。

 

 教育現場での指導者に対する保護者からの過度な要求も取り沙汰されていますし、生徒どうしのいじめ問題も解決の兆しも見出せません。これを期に、スポーツ指導の体罰問題に限らず、教育現場の更なる見直しに本腰を入れていただいきたいと思う今日此の頃です。

● 桑田真澄「体罰では決して強くならない、不要だ」/ 体罰自殺事件 [3:57]

● 桑田真澄氏が体罰反対熱弁 橋下氏「開眼させられた」

スポニチ [ 2013年2月3日 06:00 ]

 

 大阪市立桜宮高校の体罰問題を受け、市教育委員会が2日、同市内で元巨人の桑田真澄氏(44)を招いて教職員向けの研修会を開いた。報道陣には非公開で、桑田氏は暴力指導は、戦前の軍隊教育を引きずっていると指摘。熱弁に耳を傾けた橋下徹市長は、「開眼させられた。暴力指導は兵隊養成だ。絶対根絶する」と述べた。 


 講演後の会見で桑田氏は「スポーツマンシップとはどうあるべきかを話した」と説明。体罰について「ダメなものはダメで、論理なんていらない。仕返しをされない絶対服従の中で行われる。一番ひきょうだ」と力説した。

 

 米大リーグで選手だった06~08年に現地の学校を訪問したエピソードを披露。「怒鳴る、殴るは一切なかった。伸びやかに、ゆったりと野球をしていた。その中からメジャーリーガーが出る。体罰がなくても素晴らしい選手が育つという証だ」と撲滅を訴えた。

 

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