En-ichi 5月号【No.252】の紹介

<巻頭言>より

 学校や家庭で、自分の役割を果たしていること、人が認めてくれていること、教師や親に信頼されていること、等を知らせることで日々の生活の価値に気づくことができよう。

 時は、新学期。子どもが、自分の役立つことは何かを考える時期である。学校や家庭で、子どもの活躍の舞台をつくろう。人は、人に役立てることで、前向きになる。それができてこそ、学力も生きた力となろう。学力の真価は学ぶ力にあり、一生を通じて自分にみがきをかけていくものである。

 

●家で残業をしていると、「ごはんができたヨ~」と書斎に子どもたちが飛んで来る。

 三歳の末の子(四男)と小学校に入学したばかりの三男とが先を争うようにして、晩ご飯の準備が整ったのを教えてくれる。四男は負けん気が強く、三男に先を越されるとしばらく機嫌が悪く、時には晩ご飯が喉を通らないことも。

 まだ何も分からない幼児だと思っていたらとんでもない。子どもは、肌で親からの愛を敏感に感じ取り、また、親が喜ぶ姿を見て、自分自身が役立っていることに喜びを見出している。改めて、人間の偉大さを教えていただいた。

 

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コメント: 2
  • #1

    金田文彦 (水曜日, 20 4月 2011 11:04)

    とても感動しました。

  • #2

    Best Juicer (月曜日, 06 5月 2013 03:31)

    This informative article was in fact precisely what I was trying to find!