入学おめでとう【新入生保護者代表挨拶】

 本日、4月8日、いよいよ新年度が始まり、入学式が行なわれた学校も多かったことと思います。

 お陰さまで、我が家の三番面の子(次女)は中学校に、七番目の子(三男)は小学校に入学しました。

 小学校の入学式は午後にもかかわらず、三男は朝からそわそわ。よほど楽しみで待ち焦がれていたのでしょう。

 親はといいますと、妻が小学校新入生保護者代表で挨拶をするというので、てんやわんや。昨日までに、挨拶文は書き上げ読む練習も何度か済ませていたにもかかわらず、ナント、直前に書き直すことにしたためです。

 実は昨晩、準備万端のはずの挨拶文のことがぐるぐると頭の中をめぐり、なかなか寝付けなかったのです。午前3時も回り、「『魂の教育』の一言を入れたい。」という思いに駆られながら床に就きました。

 午前に行なわれた中学校の入学式終了後、最終的に、『人格形成の基礎ともなる魂の教育』という文言を加えて書き直し、完成となりました。

 

 読み返しますと、ちょっと力み過ぎ。いや、十分力んでいる感じですが、これからの日本を思うと、これで良かったのだと思います。

 

 果たして、思いは心に届いたでしょうか・・・。  ※挨拶文は 続き に掲載しています。

 

 <新入生保護者代表挨拶文>全文

 ただ今 ご紹介にあずかりました、○○でございます。

 僭越ではございますが、新入生の保護者を代表いたしまして、ひと言ご挨拶をさせていただきます。

 本日は私達の子ども達のために、この様な盛大な入学式を挙行していただき、誠にありがとうございます。これから始まる学校生活を前にして、子ども達とともに、私達保護者は大きな期待と不安な気持ちでいっぱいでした。そんな私達を先生方は笑顔で迎えてくださいました。そして、校長先生をはじめ、ご来賓の皆様からの心のこもったご祝辞を拝聴し、不安な気持ちは吹き飛んでしまいました。今は安堵し、親子ともども無事にこの日を迎え、○○小学校に入学出来ましたこと、心より嬉しく、喜びでいっぱいです。

 日本は今、大きな試練の只中にあります。改めて、力強い統率力、艱難に立ち向かう勇気と実行力、そして何よりも 仲間どうし信頼し助け合える心豊かな人材が求められています。

 学校におかれましては、限りない可能性を持つ新一年生の子ども達が、自分の持てる力と才能とをいかんなく発揮し、社会に貢献できる人としてたくましく成長できるよう、若い先生には若さと情熱を、ベテランの先生には豊かな経験と愛情を、人格形成の基礎ともなる魂の教育に惜しみなく投入してくださいますように、心よりお願い申し上げます。

 家庭におきましては、より一層の愛情を注ぎ、絆を深めながら、子どもの学習意欲の啓発にも努め、保護者としての責任を果たしてまいりたいと思います。

 また、○○は、地域ボランティアの方々が皆さん熱心に活動してくださり、たいへんお世話になっているとお聞きしています。学校と家庭と地域とが一つとなって、子ども達により良い環境を整えることができるように、PTA活動など、私たち保護者も、精一杯の力を注ぐ所存でございます。

 結びに、校長先生をはじめとする諸先生方のご健勝と、新入生の子ども達の未来が、夢と希望に満ち溢れた輝かしい未来とならんことを祈念いたしまして、誠に言葉整いませんが、ご挨拶とさせていただきます。

 平成23年4月8日 新入生保護者代表 ○○○○