どうしたら被災した方々を、特に未来を担う子どもたちを励ませるかを考えていた。しかし、それは、とんでもない驕りだと気づかされた。むしろ、私の方が勇気と力と、そして希望をいただいた。
『苦境にあっても天を恨まず、運命に耐え、助け合って生きていくことが、これからのわたくしたちの使命です。』
彼らに報いるためにも、国難の只中にい自分自身の立ち位置を自覚し、自分自身の「使命」を見出し、それを黙々と果たしたい。
<気仙沼市立階上中学校卒業式答辞>より
「階上中学校といえば防災教育」と言われ、内外から高く評価され、十分な訓練もしていたわたくしたちでした。
しかし、自然の猛威の前には人間の力はあまりに無力で、わたくしたちから大切なものを容赦なく奪っていきました。
天が与えた試練というにはむご過ぎるものでした。
辛くて、悔しくて、たまりません。
しかし、苦境にあっても天を恨まず、運命に耐え、助け合って生きていくことが、これからのわたくしたちの使命です。
階上中学校卒業生代表 梶原裕太
●You Tube より
※掲載させていただいた動画ではなく、答辞の部分だけの動画に寄せられたコメントです。
繰り返し視聴しましたが、何度見ても涙を禁じえません。
15歳の少年がこれだけのことが言える教育を実現した学校やコミュニティーはなんとしても再建しなければなりません。 被災以外の地域もこの教育を範とすべきです。
頑張れ東北の中学生!
kamo58jp
今、日本人全員が見るべき動画だと思います。アップありがとうございました。
想像を絶する経験をし、未だに悲惨な状況下にあって、「天を恨まず」
こんな高潔な言葉を人間、それも15歳の少年が言えることに感服しております。
今、頑張るのは被災しなかった私達です。彼らは頑張りすぎるくらい頑張っています。
paisely0216
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Hugh (日曜日, 22 7月 2012 06:19)
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